▼自己紹介
初めまして!
奈良朝鮮初中級学校職員及び奈良ハッキョ支援ネットワーク会員の
姜敬大(カンキョンデ)と申します!
奈良朝鮮初中級学校職員及び奈良ハッキョ支援ネットワーク会員の
姜敬大(カンキョンデ)と申します!
2019年に奈良朝鮮初中級学校は創立50周年を迎えました!
この期間、若手卒業生たちが中心となり財政面が厳しい母校である奈良朝鮮学校に何か恩返しができないかと議論しました!
この期間、若手卒業生たちが中心となり財政面が厳しい母校である奈良朝鮮学校に何か恩返しができないかと議論しました!
そこで、ハッキョ(ハングルで学校という意味)クリーンプロジェクトを立ち上げ、学校のタイルの張り替え、トイレ改修、粗大ゴミの処理など卒業生たちが人手となり学校をきれいに改修補修しています!
今回は学校施設で非常に大切な<保健室>を改修しようと立ち上がりました。!
しかし、どうしても保健室の改修のために資金が不足いるので、今回クラウドファンディングに挑戦します!
今回は学校施設で非常に大切な<保健室>を改修しようと立ち上がりました。!
しかし、どうしても保健室の改修のために資金が不足いるので、今回クラウドファンディングに挑戦します!
どうか温かいご支援ご協力よろしくお願いします!
▼奈良朝鮮初中級学校の歴史

(創立当時の校舎)

奈良朝鮮学園は1969年奈良県橿原市に建てられました。朝鮮半島が日本の植民地だった時、日本に渡ってきた在日朝鮮韓国人1世たちが子供達には民族教育が必要だと朝鮮学校を建てました。
奈良朝鮮学園は全国の朝鮮学校でも比較的遅く建てられました。
学校建設当時の様子

当時は150人以上の学生が奈良県全域から通っていましたが、少子化、運営難などにより2008年3月に奈良朝鮮学園は休校することとなりました。
ウリマル(我らの言葉-朝鮮韓国語)を習いたくても習えない、習うためには大阪にある朝鮮学校に電車で片道1時間以上かけて通わなければいけない、また、いろんな事情により日本の学校に通わなければならないことなど、民族教育を受けたくても受けれないような状況に陥りました。
朝鮮学校は在日同胞コミュニティの中では中心的な存在であるので、学校がなくなったと同時に在日同胞社会も急速に力がなくなって行きました。
そんな中、奈良県下の民族教育と同胞コミュニティをもう一度盛り上げようと、奈良朝鮮初中級学校の全ての卒業生を集め、2012年に300人規模の大同窓会を学校運動場で執り行いました。
そこから一つずつ着々と人やお金を集め、古くなった学校を綺麗にして行き、2013年、休校となっていたのを「学校法人 奈良朝鮮学園 奈良朝鮮幼稚班」として再出発することができました。
奈良朝鮮幼稚班として再開して7年がたち、7人の園児たちが無事に卒園することができました。
そして去年2019年に奈良朝鮮初中級学校は創立50周年を迎えました。
学校が幼稚園という形で再開されましたが、まだまだ朝鮮学校を取り巻く環境は厳しいです。
助成金が支給されない状況でも子どもたちには民族を学んでほしいと、朝鮮学校へと子どもたちを送り出す親御さまを思うと胸が痛みました。
財政面が厳しくそのまま日本の幼稚園に入園しようとしましたが、片道1時間かかってもやはり朝鮮学校に送りたいという強い思いで入学を決めた親御さんもいました。
そのような背景を知った若手卒業生が集まり、何か恩返しが学校に恩返しができないかと議論した結果、50年たった校舎を綺麗にしようと一致団結しました!
この1年間、学校のタイルの張り替えや倉庫の整理や粗大ゴミの処理などを若手卒業生がボランティアで行ってきました!
次は何しようかと考えた末、学校として運営はしているものの学校として当然あるべき保健室がないのではないかとなりました。
たとえ人数が少なくてもより良い環境で育って欲しいという思いから、保健室の改修に取り組むことを決めました!
子どもが健やかに過ごせる環境を整えるとともに、夏場には地域の人も巻き込んだ納涼祭を行うなど、同胞コミュニティの中心である学校に、老若男女全ての人が安心して集えるように保健室の改修に取り組みたいと思います!
▼プロジェクトの内容
学校の荷物置きとなっている一室を保健室として改修改善いたします。
タイルの張り替えや塗装をはじめ、改修に置ける労力は卒業生が中心となり行います。
毎年行われる同胞運動会や納涼祭などでも、何かあれば対応できるような、園児のみならずご老人の方でも対応できる保健室を作ります。

(写真は今年2月23日改修着手日にみんなで物置となっていた一室を掃除した時の写真です)
▼プロジェクトの展望・ビジョン
一度休校しましたが、もう2度と休校などしてほしくはないです。
母校を失うこと、民族教育の現場がなくなることをもう2度と経験したくはありません。
母校を失うこと、民族教育の現場がなくなることをもう2度と経験したくはありません。
このプロジェクトを通して、朝鮮学校を知ってもらいたい。
グローバル化が進む世界で日本社会における朝鮮学校の重要さを知ってもらいたい。
何よりまずはここに通う園児と家族が朝鮮学校に通わせて良かったと感じて欲しい。
僕たちを育ててくれた学校に何か小さなことでも恩返しがしたい。
今度は僕たちが学校を守るんだというのを伝えられたらと思います。
▼プロジェクト詳細
オープン完了予定日
2020年5月
2020年5月
建築・改修内容
塗装、タイル張り替え、環境整備、粗大ゴミ処理、備品購入
建築・改修場所
奈良県橿原市法花寺町79番地
建築・改修後の用途
園児、来賓者の診察室及び休憩所
奈良県橿原市法花寺町79番地
建築・改修後の用途
園児、来賓者の診察室及び休憩所
その他
備品の購入に関して
購入完了予定日:2020年4月19日
運営場所:奈良県橿原市法花寺町79番地
運営主体:奈良朝鮮学園 卒業生
購入後の使用用途:保健室 設備設置
備品の購入に関して
購入完了予定日:2020年4月19日
運営場所:奈良県橿原市法花寺町79番地
運営主体:奈良朝鮮学園 卒業生
購入後の使用用途:保健室 設備設置
名称:救急箱セット、熱さまシート、マスク、次亜塩素酸、除菌スプレー、ゴム手袋、温湿度計、加湿器、体温計、冷風扇、布団、ゴミ箱、視力表、聴診器、ピンセット、スプリングメジャー、ライト、氷嚢、衝立て、ワゴン、カーペット
改修着手日 2020年2月23日